もっと古くは、バナナの葉っぱ?
なにしろ、スリランカでは、いまだにカレーとご飯をバナナの葉っぱに包んで売っているのです。それが美味しくて。
これで充分じゃない?っていう感じです。
しかし、人間の歴史には、食器の歴史もあるのですね。

マイセン ブルーオニオン
磁器の歴史としては、当然、中国から始まります。そして、日本の磁器も世界に冠たるものです。その長い歴史に比べると、ヨーロッパの歴史はなんと短いことか。
たとえば、17世紀以前の王様の宴会の様子を見てみると、
大きなテーブルがあります。
真ん中に大きなお皿。お皿の上には、ありとあらゆる食べ物がうず高く積み上げられています。周りには大勢の人々。自分用のお皿とナイフを持っています。
そして、おしゃべりしながら、鹿の丸焼きから一片を切り取り手づかみで食べる。
豪快な、今で言うバイキング形式かしら。
でも、ちょっと、粗野な感じもしますね。
これが、ヨーロッパの貴族の姿だったのです。

ウェッジウッド ジャスパー
ラスヴェガスには、騎士の戦いを見ながら当時の食事をするというアミューズメントがありますが、その時の食器は、金属製でチキンの丸焼きを一羽、手づかみで食べました。このアミューズメントは、ジム・キャリーの「ケーブル・ガイ」にも出てきます。
しかし、大航海時代を経て、中国や後には日本から白く、美しく絵付けされた磁器が入って来るようになるとヨーロッパの人々は驚いたのですね。そして、できるだけたくさんの食器を持つことが富の証となって行きました。
なんとか、ヨーロッパでも白くて硬い食器を作れないものか、人々の工夫の時代が始まりました。
それが、16世紀後半くらいからでした。

ヘレンド インドの華
続く
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