2006年05月09日

食器の歴史

食器の歴史の一番始めと言えば、縄文土器?
もっと古くは、バナナの葉っぱ?


なにしろ、スリランカでは、いまだにカレーとご飯をバナナの葉っぱに包んで売っているのです。それが美味しくて。
これで充分じゃない?っていう感じです。
しかし、人間の歴史には、食器の歴史もあるのですね。





マイセン ブルーオニオン

磁器の歴史としては、当然、中国から始まります。そして、日本の磁器も世界に冠たるものです。その長い歴史に比べると、ヨーロッパの歴史はなんと短いことか。

たとえば、17世紀以前の王様の宴会の様子を見てみると、
大きなテーブルがあります。
真ん中に大きなお皿。お皿の上には、ありとあらゆる食べ物がうず高く積み上げられています。周りには大勢の人々。自分用のお皿とナイフを持っています。
そして、おしゃべりしながら、鹿の丸焼きから一片を切り取り手づかみで食べる。
豪快な、今で言うバイキング形式かしら。
でも、ちょっと、粗野な感じもしますね。
これが、ヨーロッパの貴族の姿だったのです。




ウェッジウッド ジャスパー
 

ラスヴェガスには、騎士の戦いを見ながら当時の食事をするというアミューズメントがありますが、その時の食器は、金属製でチキンの丸焼きを一羽、手づかみで食べました。このアミューズメントは、ジム・キャリーの「ケーブル・ガイ」にも出てきます。
しかし、大航海時代を経て、中国や後には日本から白く、美しく絵付けされた磁器が入って来るようになるとヨーロッパの人々は驚いたのですね。そして、できるだけたくさんの食器を持つことが富の証となって行きました。

なんとか、ヨーロッパでも白くて硬い食器を作れないものか、人々の工夫の時代が始まりました。
それが、16世紀後半くらいからでした。




ヘレンド インドの華



続く

posted by カジュアル・アンティーク at 08:12| Comment(21) | TrackBack(3) | 食器の歴史・マイセンを作った男 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

紅茶が先か、ミルクが先か?

本日は、親しい皆さんをお招きして、お茶会をしました。

せっかくなので、お好きなアンティーク・カップを選んでいただいて、アンティークの話や、好きな食器の話など、いろいろ盛り上がりました。

下の写真のティーポットは、前回出てきたお嫁入り道具のロイヤル・ウースターです。

銀器は、既に日本に持って帰ってしまったので、急遽、久々の登場。

お茶会.jpg


カップを選んでいただくと、その人となりが伺えるようで、C&S占いが出来そうです。(笑)

さて、紅茶が先か、ミルクが先か?

この論争は、ずいぶん有名で、かつ長いこと続けられているようです。
さて、どっちだと思いますか?

どちらの言い分も、その方が、よく混ざる。ということらしいのですが、

アンティーク・カップを集めるようになり、使うようになって、
私は、ミルクが先!!
と思うようになりました。

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理由は、簡単。
茶渋の問題なのです。

モダンのカップでさえ、茶渋はつきますよね。
まして、古い時代のカップは、今のものほど、茶渋対策というか、コーティングが完璧でないものも多かったのではないかと思うのです。

また、カップの内側に、びっしり花模様が描かれていたり、金盛りが施してあったりすると、ひとたび茶渋がついたとき、取るのは容易ではなかったはず。

今でこそ、ハイターなどありますが、それだって、カップを痛めるかもしれないのですから、出来るだけ使いたくありません。

先にミルクを入れて、カップの表面をカバーする方が、合理的だと思うんですけど。

余談ですが、アンティークのカップで中国茶をいただいたときは、出来るだけ早く洗った方がいいようです。
特に、プーアール茶はやめてね。

茶渋がつきやすいものがあります。要注意!!!!!

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今日、スコーンを焼いて来てくれた、プリンセス・エミリーは、
お父様がイギリス人です。
彼女から、耳寄りの情報をいただきました。

ひびが入った陶磁器は、ミルクで煮るといい。というもの。

これは、試してみなければ、・・・

確かに、和食器の焼きが甘く”もる”ものは、卵のしろみを溶いてやるといいし、土鍋は、使い始めにご飯をとろとろ煮ます。

陶磁器のミルク煮、これは、いけそうです。

これで、ミルクの豊富なニュージーランドでの、最後の仕事が決まったな。

次回は、その結果報告をしたいものです。
posted by カジュアル・アンティーク at 05:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

父の名言「アンチック」

「アンティークにはまってるんだって?」
と、父は笑っていたのですが、今回私のコレクションを見て、あきれ果てたようで・・

「まあ、これは、アンティークじゃなくて、アンチックだな。
アンティーク風というか、アンティーク・チックというか。・・・」

と、名言を吐き、いくら私がヴィンテージというらしいよ。と、説明しても苦笑するばかりだったのでした。

それは、さておき、昨日のお盆は、本来、こんな素敵なものです。
例によって、私のバイブル、大原照子さんの本から拝借した写真です。

P1010005.JPG

ちょうど、同じようなC&Sがあったので、真似してみました。写真、スパークしちゃいましたね。

P1010002.JPG

ほら、こんな風に、どっさり乗せるとかわいいのよ。ディスプレイは、お盆を使おう!

P1010003.JPG

黒い漆のお盆があれば、手刻みのグラスを置くのも綺麗。これも、どっさり置くと可愛い感じ。

P1010006.JPG

最後は、ちょっと違うアイディアです。

実は、はぐれソーサー同様に、はぐれカップも集めています。陶片を集めている人がいますが、あんな感じかな。

ただ、根がケチなので、使いたいのです。
飾っておくだけじゃなくて。

で、シノワズリは、茶たくで成功しました。しかし、かわいい花柄のカップには、苦労したのです。

やはり、共のソーサーがないと駄目かしら。
白いソーサーや、柄の似たソーサーを合わせてみましたが、チグハグでした。

そこで、思い切って、花柄の大皿と合わせた所、なんだか、いいみたい。

P1010007.JPG

この、柄に柄を合わせるのは、日本のキモノの発想です。帯と着物のように、カップを大皿のポイントに持ってくると、うまくいくようなのです。

もし、1枚、花柄の大皿があれば、かなり万能に使えるようです。

こんなのとか、

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こんなのとか。

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楕円のお皿なら、更に決まります。
でも、ディナー皿で十分かわいいです。
posted by カジュアル・アンティーク at 13:03| Comment(11) | TrackBack(0) | 中皿、大皿、トレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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